
株式会社Appacle
星野 拓馬
最初から成功者として行動する
既に成功している会社として新しいサービスを売り込む。これは、私の今まで始めてきた新しいビジネスに取り組む際に共通する在り方です。モーメントだけ見ると売れてないかもしれないけど、成功には時差があるから。時代が追いつく時が必ず来る。そう信じて、目標設定ができた段階で社内共有をしています。実際の動きと描いていることにはタイムラグがあるので、私からしたら売れるようになってきたり、会員数が増えたりといった結果が見られたときには、乗り越えたというよりも漸く時代が追いついてきたなという感覚です。
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プロフィール
出身 | 岐阜県羽島市 |
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出生年 | 1992年 |
趣味 | スポーツ観戦(モータースポーツ、NBA) |
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休日の過ごし方 | 家で愛犬とゴロゴロ、経済関連情報収集 |
尊敬する人 | レブロン・ジェームズ |
ヒストリー
■幼少~学生時代
父親の趣味の影響で、小学校の頃からモータースポーツやっていました。水曜は学校さぼって、父親とサーキット場へ行くのが楽しみでした。50CC前後のバイクで、スピードでいうと60~100キロ程出るので結構速いんですよ!人と違うことをやっているっていう感覚があり、同級生から凄いね!と言われることへもなんだか心地良さのようなものを感じておりました。高校1~2年生位まで続けていたのですが、レースで骨折したのを機に辞め、勉学に力を入れる方へシフト致しました。
それから大学へ進学し、建築学部を専攻しました。
■起業のきっかけ
大学を中退し、起業をしました。大学1年生の時にスティーブ・ジョブズが亡くなった悲報を受けたのがきっかけでした。一つのガレージから起業し世界的な大企業へと発展した話に感銘を受け、起業に興味を持ったのです。
そうと決めたら、親にも大学を辞めることを認めてもらわないといけないので、まずは人脈を作ろうと地元岐阜駅周辺の飲食店で100人位の人を呼んだことがきっかけとなり、ほかの飲食店さんからも集客のご依頼をいただけることに繋がりました。ただ、それだけでは友達の友達が増えただけで、きちんと仕事に活かしたい人脈を作らなくてはと考え、しっかりとした経営者に会うという目的などから、大学へ行かずに起業の準備を始めました。その延長で手掛けたのが、太陽光パネルと太陽熱温水器を訪問販売営業。そして、大学へ通っていないことが親にばれ、大学3年生の夏に中退致しました。
■アパクル起業へ至るまで
色々と仕事を経験致しまして、海外インターンシップの斡旋業をされている方から、名古屋で展開をして欲しいというご依頼をいただき、株式会社を設立しました。具体的には、海外で働く日本人経営者のところへインターンシップしにいくという斡旋の仕事です。半年くらい続けたときに、インターンシップ生が一流企業への就職が決まり、優秀な人を輩出できるようになったことから触発され、今度は自分が主役になれる仕事を作りたいと考え、除菌剤の会社を立ち上げるに至りました。
この海外インターンシップの斡旋業を始めたことで、様々な業界の社長と繋がりができ、それぞれの業種業界、それから投資家さんの方々と繋がりもでき、社会問題に向けた事業に価値がつくことを知りました。その気付きを経て、除菌剤メーカーの売却後に立ち上げたのが株式会社アパクル。アパレルの余剰在庫問題を解消するという思いから、アパレルの会社を立ち上げました。
メッセージ
■今後の目標
カンパニーカルチャー、理念を作り、それを指針に物事を判断していくということは今でも重要視していて、これから先も変わらない方針です。よく、古着や家電などもやりませんか?というお声がけをいただくこともあるのですが、私たちは新品の服の余剰在庫を解決するという理念に基づき、そこは曲げずに貫きたいと考えています。企業理念すなわち会社の在り方=社会課題の解決としている方がシンプルで、社員のモチベーションにも繋がります。
個人としては、世の中に残り続ける作品やサービスを創っていきたいと考えております。やっぱり0を1にする仕事は大変ではあるけれども面白いです。それってつまり、長い歴史の中で世の中に様々な変化があっても変わらずに必要とされ続けているサービスであるという意味ですので、長きにわたり人々に求められるような存在を目指していければと考えております。
■学生へのメッセージ
年齢によって、きっとなりたいこと、やりたいことって変わると思います。だから、一つだけ、自分がどう在りたいか、を探求していってください。
私の場合は最初から成功者として動きだすということです。弊社アパクルの場合はアパレルにおける社会問題の解決に当たります。ご自身の在り方が決まれば、ブレることなく、その時々の自分がなりたいこと、やりたいことに向かって進むべき道を切り開いて行けるのではないでしょうか?