
東海時計商事株式会社
石黒 嗣英
挑戦し続ける
僕の一番大好きな言葉がダーウィンの進化論、「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」。強いものだけじゃなく変化し続けられるものこそが生き残れるということは、日々の業務の中でも実感しており、今後も安定を求め停滞するのではなく、時流にあわせて変化し、最大効率の場で挑戦し続けたいです。SHARE シェアする
プロフィール
生年月日 | 1979年11月1日 |
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出身地 | 愛知県名古屋市 |
尊敬する人 | イチロー、松下幸之助 |
特技 | 野球、ゴルフ |
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休日の過ごし方 | 子供と過ごす、1人で考える |
好きな食べ物 | 生クリーム、カレーライス |
ヒストリー
幼少~学生時代
父親の厳しい家で生まれ育てられました。昔ながらの亭主関白な父親で、姉が教育される姿を見て、それを基準に学び生きてきました。網の目を潜るように(笑)
学校では、小中高と野球部。やや目立ちたがり屋で、生徒代表の副会長を務めたこともあります。ただ、どちらかというと会長はやらずに副会長を選ぶような、誰の隣にいたら良さそうか、という嗅覚を研ぎ澄ませていたと思います。また、父親と姉のおかげでどこに努力を傾けたらいいかを見極めている子供だったので、特別何か突出して秀でるものがあったわけではありませんが、何をやらせても器用にこなすことができるようになりました。
社会人時代
うちの会社を継ぐ前に新卒で銀行に就職しました。銀行を選んだ決め手も同じ。将来を見据え、何をやったら役に立つかという基準で選びました。また入社後も、幼少期に培われた嗅覚を活かして、例えばここでトップになるなら誰との人間関係を円滑にしていくべきかなど、どこを押さえておいたら良いかを意識して働いてきました。その後、25~26歳で現社に入社し、社長になるまで10年間、時計を卸へ持って行ったり、催事を行ったりと現場経験を積みました。
社長になって
元々嗅覚が利く僕でしたが、社長になってからも常に先を行こうという意識は変わりませんでした。実際、まだショッピングセンターに置かれていなかったTAG Heuerを店頭に並べ爆発的ヒットを生み出したことや、いつか取引先の小売店様が減少すると先読みし、EC事業に切り替えていったこと等の成功事例を経て、改めて如何に時流にあわせて変化していくことの大切さを実感しています。
また、中小企業の社長としては、現場の実績があることも社員の皆にとって大切だと思うので、今後も人がついていきたくなるような、背中で魅せられる、社員を引っ張っていけるような社長でいたいと考えています。
メッセージ
今後の目標
時流にあわせて実店舗を減らして、現在以上に売り上げる会社にすることが目標です。生産性を上げなくてはいけないということであり、自ずと優秀な人材が必要になってくると思っています。私自身も若い世代の流行を教えてもらいながら今後も変化し続けたいと思っています。
また、生産性が高い社員のお給与を上げたいので、活躍する社員が年収1000万円を超える体制を作り、平均年収500万円以上の会社にしたいと考えています。
学生へのメッセージ
進化し続ける姿勢を大切にしていくと良いと思います。やはり安定を求めた瞬間に衰退していくと思うので。またそこで、なぜ進化し続けたいのかを掘り下げた際に、目的と目標が要になってきます。つまり、夢や野望ですよね。それがないと何のために誰のために働いているのかがわからなくなり、途中で諦めちゃうと思うんです。それでも、ここまでいきたいと思った人こそが頑張れるものだから、ぜひ自身と向き合い目的と目標を持って行動してみてください。