レガシープロジェクツ株式会社 前田 茂雄

レガシープロジェクツ株式会社

前田 茂雄

地域社会の生産性を高める

サラリーマン時代に地方創生事業の責任者として現場に携わった経験と、その時に痛感した国の問題認識と現場の企業が抱えているニーズのズレ。これが起業のルーツでした。これをやるには新しい箱である会社を創るしかないんだ、と悟った2020年6月には、大手人材会社の部長職を辞し起業へ踏み切っていました。そうさせたのは、いつかは起業したいなと思っていた気持ちよりも、自分自身がやらないと!という思いでした。

SHARE シェアする

プロフィール

出身地 三重県鈴鹿市
生年月日 1981年2月28日
特技 卓球、水泳、バスケ、映画鑑賞
好きな食べ物 なし、あんこ、カレー
休日の過ごし方 子育て
尊敬する人 田臥勇太、佐藤琢磨、徳川家康、孫正義

ヒストリー

■幼少~学生時代

好奇心旺盛な子供で、今思えば人と違うのが好き、注目浴びるのが好きな性格だったからこうして起業に至ったのかなと思います。友達と遊ぶ時は、ワンピースの海賊団でいうと、ルフィじゃなくてフランキーポジション。映画版のドラえもんに出てくるようなジャイアンとも言われたことがあるくらい、主人公のすぐ側にいる熱い親分肌だったかもしれません。
スポーツは、中高で卓球部に入りサウスポーを活かし三重県鈴鹿市の大会では個人で2位の成績残しました。昔から体型には恵まれていて球技は特に強かったです。勉強は、実は小学校2年生まで宿題をしないのが当たり前でしたが、学校の先生が学ぶことの楽しさを教えてくれて以来、コツを掴んでグッと上達する強みを活かし、三重大学へ進学しました。

■社会人時代

就職氷河期時代の就職活動で、大学2年生の時に地元の会社のインターンシップへ行きました。その時、シムシティのように「街を創る」とはなにかと考え、経済と思い、経済とはなにかと考え、起業と思い、起業とはなにかと考えた際に大企業の資本が街にあることだと思いました。そこから派生し、自分で図書館へ行って調べて知った中小企業診断士の資格を知り取得しました。また、就活を通して地方の情報格差も目の当たりにしたのをよく覚えています。

新卒では、神戸の中小向けのIT支援をする会社に就職し、東京の立ち上げを経験しました。その経験を活かし2社目のエン・ジャパンでは名古屋の立ち上げを成功させ、契約社員しか採用してなかった当時の初めて採用した正社員の一期生となりました。家に帰る間もない多忙な生活が続きインテリジェンスへ転職後、リーマンショックを経験しながらも愛知の営業部の立て直しをしたり東京営業所をもリモートでマネジメントしたりと、部長職まで勤めることができました。

■起業のきっかけ

きっかけは、地方創生事業の立ち上げの責任者を経験したことでした。全国の県庁や政令指定都市で人材採用(雇用)に問題を抱えた自治体へ営業していた時、「国の問題認識と、現場の企業が抱えているニーズのズレ」を痛感しました。国の問題意識は正しいのですが、現場の企業が求めているニーズとズレを目の当たりにしたので、解決のために自分の命の時間使ってトライしてみてもいいのかなと思えたんです。起業したい!という思いももちろんありましたが、どちらかというと、これに着手するのなら俺が起業するしかない!と思ったんです。会社を興し、事業者として国と地方自治体の間に入った方が、きっと価値があり貢献できると確信し2019年8月に起業しました。

メッセージ

■今後の目標

地域社会の生産性を向上することです。具体的には、お客様に私たちの信じるサービスを受け入れて頂き、雇用、社員を増やし、その地域で事業を広く展開していくことです。そして、その先にあるゴールとして、「地域社会の生産性を向上する」や「未来の子供たちがより良い仕事ができる「場」をつくる」を実現したいと考えています。

そのために自分たちができることを行っていきたいです。それほど幸せなことはないと思っています。

■学生へのメッセージ

やりたいと思うことは、いつだって良いので挑戦することを忘れないでほしいです。例えば起業をしたとしたら、周囲から「おめでとう」と言われることがあるように、ひとつの到達点というイメージもあります。その一方で、いわゆるドリームキラーと呼ばれるような、相手の夢や目標に対して否定的なことを言うような方も存在します。

それでもなお、「自分自身でやりたいと思うことは、やった方がいい」と断言します。なぜなら、自分の信じたことができる、自分の人生の選択権を持っていることの幸せははかり知れませんから。