
株式会社SCコンサルティング
篠田 慎
多様なニーズに個の価値で応える
お客様の悩みはどんどん多様化し、一つの商品を売ることで課題を解決できる時代は終わりました。そこで、悩みを細分化するとタスク毎に課題が分けられますので、僕らが集結し、お客様の課題解決のためのプロジェクトチームを連携して作れるようなサービスが必要だと考えました。そのためにも、僕らは、誰もが必ず持っているその人にしかない価値を活かせる組織づくりを行い、個の価値でお客様の課題が解決できる会社であり続けたいです。SHARE シェアする
ヒストリー
幼少〜学生時代
小学生の頃から学級委員長や部活のキャプテンを務める目立ちたがり屋な性格でした。先生からはムードメーカーと言われていましたね。僕が小学校中学年の時に父が42歳で自営業を始め、子供ながらに「事業」とは良い時ばかりではなく大変な時もあるものだと悟りました。自分事として「何かをしたい」と考えたのは大学3年生の頃。しかしながら、何をしたいのかわからず、まずは会社を立ち上げるための準備をするべく、当時必要だと感じた営業力を身につけられる業界を中心に就職活動をしました。
社会人時代
実は、大学生の時にアルバイト先の店長にしごかれた経験があり、そこである程度の社会経験を積むことができました。ですから、時に理不尽なことがあろうとも、「お客様ってこういうもの」「それでもしっかりと対応するのが会社である」等のことを学んだ上での新卒入社となりました。上述の通り、自分で会社を立ち上げたいという想いがあったので、5年で辞めると決めて繊維商社へ入りました。
そこは、入社研修が終わると、言わば第二就活のように社内で希望する部署の上司に直談判をする形で、自分自身のプレゼンをして配属先を選んでもらう面白い会社でした。僕は希望していた部署に行けたものの、その先で気づいたのは「上司を選べない」ということ。売上が新人2年目で一番になったことを機に、上司の裏表を知り、まさに日本のサラリーマンの組織の悪い部分を目の当たりにしたという感じでした。具体的には、足の引っ張りあい・若手の出る杭を打つ・同調圧力。この3つは、今では反面教師となり現社の組織づくりにも活かすことができる貴重な経験となりました。
独立して
計画通りの5年で退職し、保険業界へ。三井住友海上に入って3年で独立しました。僕は保険業界に身を置き、個人事業主の集まりであるが所以の数々の問題点を知りました。稼いだ分が反映される世界なので、成績が振るわないとお願い営業が横行したり、反対に売れている人でもお金に目が眩んで不正をしたりしてしまう不思議な業界。その問題に対して僕が目指すのは、個人事業主の集まりではなく組織としての体制を整えること。例えば、販売が向いていなかったらメンテナンスを行ってもらう等、組織として良い体制を構築していくことこそがが、これからの保険販売の在り方だと思っています。尚且つ、販売手法を対面だけではなくオンラインで行い、SNSも活用してどれだけ集客ができるかもこれからの鍵になってくると考えます。
会社設立の想い
一言でいうと、ワンストップサービスの提供を目指しています。家業を継ぐにあたり、母体は建設業。家のメンテナンスのリフォーム業が18年続いており、これまで建物の事をお任せしてもらい、それに付随して火災保険を始めることでお客様の負担を少しでも軽減して参りました。そこで、保険の営業マン時代に学んだ課題解決として、いかに保険を売らずに保険を売るかという着眼点から、まずは多くの企業で悩んでいる売上拡大のお手伝いの手段としてSNSの集客を提案しようと考え、現社を立ち上げました。
メッセージ
学生へのアドバイス
大事なのは、自分には特別な価値がある筈だと思って、外ではなく、自分自身に様々なことをもっと問いかけて欲しいです。やっぱり自分の軸、どうしたらわくわくするのかという応えは、外ではなく自分の中にしかないんですよね。表面的な自己分析ではなく、ぜひ、大学生という時間がある時を活かしてしっかりと自分と向き合って考えてみてください。そうすることによって、自分は何をしたら良いかが自ずと見えてくることでしょう。