Voiceプロ株式会社 渡邉社長

Voiceプロ株式会社 

渡邉 文佳

「コミュ力」で人生をより明るく楽しく

話し方のスキルを磨けば、どんな仕事でも上手にやっていけると思います。 就活における面接や入社後の人間関係で活きるのは、学歴よりもコミュニケーション力。 「自分は頭が悪いからダメなんだ」とか「得意なこともないし、上手に話すのも苦手だから 前向きになれない」と自信が持てない人がたくさんいます。 私たち社会人は、積み重ねてきた経験があるからこそ、わからないながらも飛び込んでいく ことができるのかもしれません。ですが、裏を返せば何も知らないからこそ、挑戦し可能性 を広げていくことができるのです。そのためには、周囲からの応援が必要不可欠です。 コミュニケーション力があれば、応援してくれる人がたくさんできます! そうすれば、人生はより豊かに明るく楽しくなります。 なぜそんなことが言い切れるのか?
それは、私の生い立ちにあります。

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プロフィール

出身地 大分県
生年月日 1980年2月27日
特技 ビールを飲むこと
好きな食べ物 韓国のり(コストコの)
休日の過ごし方 ソファーでテレビを見ること
尊敬する人 武田信玄

ヒストリー

■幼少~学生時代

幼い頃の私は、泣き虫で人見知りで、いつも目立たないようにじっとしている大人しい子ど もでした。大勢の前で簡単な自己紹介もできず笑われたこともありました。 視力が悪くメガネをかけ、見た目は「あられちゃん」といった感じでしたが、明るいキャラ クターではなく、暗くネガティブな性格だったと思います。
それが一転したのは— 高校入学を機に親のすすめでメガネからコンタクトにしたことでした。 一気にモテ始めてビックリ!見た目が変わるだけで、こんなに周囲が変わるんだと思い、も っと周囲から「可愛いね」って言ってもらいたくて、外見を気にするようになっていきまし た。 私の学生時代は安室ちゃんブームの全盛期で、ミニスカートにルーズソックスのスタイル が定番の、いわゆるギャル! 勉強は苦手でまったくできず、試験に追われるのが続くなら就職した方がマシと思ってい たので、学校の先生のすすめで観光バス会社に就職しました。

■社会人時代

母親から「バスガイドになるのが夢だったの」と言われ、「じゃあ私がやってみよう!」と 選んだ仕事は、高校を卒業し結婚するまでの 7 年間勤めました。 バスガイドの一日は、例えば、今日は幼稚園の遠足。明日は、京都奈良の修学旅行。その次 は、社員旅行で北陸へ。悩む時間すらないほど、勉強と経験の毎日でしたが、言葉の選び方 からモノの言い方まで人前で伝える話し方のノウハウと、臨機応変に対応する適応力を習 得でき、今の私の原点であり財産になっていると感じています。
バスガイドを退職するときは、先のことは何も決まっていなかったのですが、「わたし、も う満足!」と思えるほど達成感と充足感に満ちていました。
そして、28 歳の時にバスガイド時代の後輩から声の仕事をすすめられ、司会事務所に 所属。4 ヶ月ほどのアナウンスレッスンを経て、コミュニティ FM ラジオ放送局のオーディ ションに合格しラジオパーソナリティになり、同時に司会者デビューを果たしたのです。

■起業のきっかけ

司会事務所に所属して 4 年が経ち、日々刺激を受けながらキャリアを積んでいく中で、有 難いことに現場からも期待の声がかかり、独立を意識するようになりました。 でも、ここまで自分を育ててくれた方々にまだ恩を返せていないのではと思い悩んでいた 頃、ラジオでゲストに来てくださった社労士の先生との出会いがきっかけで、気持ちに変化 が生まれたのです。 その先生は、自分では気づかない私の可能性を引き出し、活かせるように導いてくださり、 これまでにない輝ける居場所を創ってくれました。 その先生に「私をここまで成長させてくれて、どのように感謝の気持ちを返していけば良い か分かりません」と言うと、「これから自分と同じように思い悩む人が目の前に必ず現れる から、助けてあげなさい。それが、私への恩返しです」と言ってくださったのです。 その言葉にジーンときて、その人のようになりたいと心から思いました。

メッセージ

■今後の目標

大好きなパートナーが活躍できる場をつくり続けたいです。 言葉に責任を持ちながら人前で話しをするスキルがあれば、「どんなときにもお役に立てる」 と私は確信しています。司会者は、お客様の想いを分かりやすく上手に伝える代弁者です。 声の仕事にゴールはありません。代弁者だからこそできることはもっとたくさんあるは ず!今は、人事採用代行・プレゼン代行・研修事業に力を注いでいますが、今後は時代の 流れに柔軟に対応し、常に新しい事業展開を模索していきたいと思っています。

■学生へのメッセージ

私は両親から「人の痛みの分かる人間になりなさい」と教わりました。 誰もが持つ不得意な部分は、その人の個性と捉え、得意な部分を引き出し活かすことが より良いコミュニケーションに繋がると感じています。 「こんな発想は自分にはないな」と思ったら、素直に受け入れてみましょう。そうすると 自然にその人がより良い方向へ導いてくれるはずです。