矢野建設株式会社(矢野 雄嗣)

矢野建設株式会社

矢野 雄嗣

感動するほど喜ばせる

企業活動で重要な「儲かる」はお客様が感動するほど喜んで初めて叶うこと。だからこそ、真のお客様のニーズを探り続けるべく、常に「それでいいのか、他に考えはないか」と、日々新しいことに挑戦し続けています。その試行錯誤の中で、あなたのところに頼みたい!と思って頂けた時は心から幸せで、これから先も一生のお付き合いをしていきたい、と思うのです。だって我々は一瞬ではなく『あなたと一生、いい関係』を築いていきたいから。

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プロフィール

出生年 1968年
出身地 愛知県名古屋市
出身校 明治大学工学部建築学科
休日の過ごし方 釣り、ゴルフ、カート、海外旅行
特技 歌(クイーンものまね)
尊敬する人 渋沢栄一、ナポレオンヒル、吉田松陰、稲盛和夫

ヒストリー

■幼少~学生時代

小さい頃から新しい物好きな子供でした。新しい物事を発想したり、右と左を組み合わせたり、創意工夫に富んだアイデアを考えるのが好きでした。勉強においても算数や数学、物理のように、紐解いて証明していく分野が面白いと感じていました。だから退屈な話がある授業は嫌いで(笑)

当時は高度成長期でしたので、幼い頃から家も何度か引っ越しをしていて、どんどん立派な家に変わっていく環境で成長期を過ごしてきたからなのか、気が付けば自然と、上へ向かって変わっていくことを素敵だなぁと感じるような思考を持っていました。

高校では軟式テニスでインターハイヘ進み、団体戦では優秀、個人戦では東海チャンピオンに。元々テニスの強い高校だったわけでもなく、大会で負けたときの悔しい思いから、自分たちで練習メニューを考えたり、練習試合も申し込みに行ったりと、すべて自分たち自らが考えて行動することで成果を残すに至りました。その当時から、自分の工夫でグググ~って上がっていくことが好きで、今でも、趣味に関しても上手くなっていく過程がものすごく楽しいと感じています。

■社会人時代

明治大学建築学科を卒業し、そのまま東京の不動産ディベロッパーで内定をいただきました。しかしながら、僕が選んだ最初のキャリアは地元の大手ゼネコン。父親の願いに応えたくって地元愛知県に帰ってくることにしたのです。実は、今のとなっては笑い話ですが、入社した矢先、まさかの父親と社長との間のトラブルで、入社後間もなく転職することになったんですけどね(笑)
その後は、建築の現場監督を5年程、営業の仕事も2年間程経験致しました。一級建築士の資格も取得でき、色んな社長の下で色んなルール、環境の中で従業員として働くことを経験できたのは、僕の人生における大きな財産です。 

■社長になって

僕が社長になった当初からずっと大切にしていたことは、常にチャレンジしていく姿勢です。その姿勢があったから、10年間程仕事がなかった日々を脱し、オセロをひっくり返したかのように仕事を増やすことができました。
きっかけをくれたのは、僕が矢野建設に入社した当初に感じた会社の課題感。思い切って行ったのは、社内の人員整理、そして新しい人員配置です。すると、意外と上手く回るようになったのです。その時改めて感じたことは、既成概念に捕らわれず、覚悟を持って新しい発想で解決策に挑むことの大切さでした。
そこで得た学びは、お客様との仕事でも活かされており、真のお客様のニーズを探り続けるべく、これから先も新しいことへどんどんチャレンジし続けます。

メッセージ

■今後の目標

今後は、地域に根差したグローカルな総合建設管理業として、名古屋になくてはならない存在を目指します。グローカルという言葉は、ローカルで在りながらグローバルも押さえて、という意味です。
内製化を図っていくことで自社で引き受けられる仕事の幅を増やすことによって、お客様と本当の意味で長いお付き合いをしていきたいのです。

そして、強みである大手では叶えられない決断するまでのスピード感と、小回りが利くことを今後も意識しながら、適材適所のマネジメントでその人自身が活き活きと働ける環境を作りたいです。真の強みを見つけるために必要なのは、やはりここでもまずはやってみるというチャレンジ精神。かといってなんでもかんでも我武者羅にやってみるわけではなく、やらない基準も決めています。その判断基準は、理にかなってない、関係ができていない、リスクが高いことはやらない、という3つ。その上で、今後も手掛ける限りは一生涯の関係を、という覚悟をもって突き進みます。
目指す姿は自利と利他、自分のやりたいことが他人の為になれる状況です。

■学生へのメッセージ

将来的には、子会社を若い人に持たせてあげたいという思いがあり、ある程度自由にやらせてあげられるような未来を思い描いております。会社は自分のためではなく、社員みんなのための会社で在りたいと思っています。給料や待遇や経験でも、自分の通ってきた道は誰かに通らせてあげたいですね。

僕ももう52歳になります。20代の方々の感覚を知らないと事業も上手く行かないでしょう。若い皆さんの考え方を学びながら、一緒に仕事をする中で一緒に教えあい、学びを深めていけることを強く願っております。