愛知淑徳大学　原口さん

愛知淑徳大学

原口真美子

自分の「好き」を見つけるために行動を起こす

12年間バスケ女子だった私は、今では食べ物への愛が止まらない栄養学生になりました。「食べ物で人を幸せにする」これが私の人生のテーマ。そう胸を張って言えるのも、常に自分と向き合い、自分の心に正直な選択を繰り返してきたからです。
学生生活も残りわずか。4年間を振り返ると、とても成長したなと思います。1年生の時は自分のやりたいことなんて分からなかったし、どうなりたいかなんて決められず、未来にぼんやりとした不安を抱えていました。ですがこの4年間、様々な出会いと挑戦を繰り返した結果、今では目標をもって毎日を過ごすことができています！
4年間の学生生活は自分次第でどこまでも充実させることができると思います。自分、これでいいのかなって悩んでいる学生へ、少しだけ先輩の私から「やってみる」の大切さとその先にある「楽しさ」について、少しでも伝えられたらいいなと思います。

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プロフィール

生年月日 １９９９年５月４日
出身地 愛知県名古屋市
特技 早起き
休日の過ごし方 お菓子作り、料理、カフェ巡り、レシピサイトを見る
好きな食べ物 嫌いな食べ物がなくて、何でも美味しく食べられる。 檸檬丸かじり、パクチー、激辛大歓迎。 料理に卵が乗ってるとテンションが上がる。

ヒストリー

幼少期〜高校時代

小学生の私は、とにかく負けず嫌い。10問の漢字テストで確実に満点を取るために自作のテストを3回やって備えるくらい、優等生でいるために必死でした。
中学校では入学してすぐ人間関係でつまずき、部活の同級生と壁を作ったまま３年間を送ります。チームメイトとのコミュニケーションを諦めて1人で自主練を重ねていた私は、キャプテンとして未熟者だったなと思います。その頃は自己否定の塊で、私のことを好きな人間なんて1人もいない、と本気で思い込んでいました(笑)
高校はバスケの推薦で入学、３年間寮生活を送りました。厳しい生活に耐えられず、一時は大好きなごはんが食べられなくなりましたが、周りの仲間の支えと目標があったからこそ、大きく成長ができたと思っています。

大学〜現在

それまでバスケ漬けの生活をしていた分、大学生活では色んな事にチャレンジするんだ！と意気込んでいたのに、気づけば部活と課題とバイトで余裕のない日々。そのまま大学生活を終えたくなくて、大学2年の秋、12年間のバスケ生活に区切りを付けました。
特にやりたいことが決まっていたわけでもないし、目標があったわけでもありません。それでも、自分の時間を作るためのその選択が、私の大きなターニングポイントになりました。
お弁当作り・お菓子作りを頑張ってみたり、料理教室に通う、コーヒーにはまる、たくさん本を読む、管理栄養士の方にお話しを聞きに行く。そうしていくうちに出会いやきっかけが増えて、飲食店のメニュー開発に携わったり、レシピ本の撮影のアシスタントをしたり、料理検索アプリのレシピを考えたり料理ブログの執筆をやらせていただいたり、いろんな経験をさせてもらいました。3年生の秋には名古屋学芸大学の友人と3人でサークルPaletteを立ち上げ、現在は料理イベントの開催や飲食店のメニュー開発など、少しずつ活動の幅を広げています。
自分が何がしたいか分からなかった時に、これ楽しそう！えい、やってみちゃえ！って、思い切りよくいろんなことにチャレンジをしました。私はそうやって行動を起こした過去の自分にとても感謝しています。そのおかげで不思議と自分のやりたいことの本質が見えてきて、今ではチャレンジしてみたいことが溢れています。

メッセージ

今後やっていきたいこと

来春から、老舗調味料メーカーの企画運営職として働きます。今はそこでの新しい「好き」との出会いが楽しみで仕方ないです。
そして私には、カフェを開くという目標もあります。最初は口に出す勇気がなかったのですが、今は自己紹介のついでに「カフェを開く！」と言っています（笑)
「食べ物で人を幸せにする」これが私の人生のテーマ。そう胸が張って言えるのも、常に自分と向き合い、自分に正直な選択を繰り返してきたから。
何歳になっても「いつも楽しそうだね！」と言われるような、明るく前向きなまみちゃんでいることが、私の目標です。

大事にしていること

自分がやりたいことが分からないからこそ、立ち止まらずに動いてみる。
普段の何気ない「楽しい」「かわいい」「好き」みたいな心の動きは、自分で見ようとしなきゃ見えないし、すぐに忘れます。だからこそ、私のことは私が1番理解してあげたいし、とことん向き合ってあげたいと思っています。トライしてみて、なんか違うな～と思ったら、向きを変えて進めばいいだけ。自分のチャレンジに後悔をしたことは、一度もありません。
出会いときっかけは自分が動いた分たくさん入ってきます。うまくいかなかったことも、全部私の人生のネタになると思うので、何事も楽しむ精神を大切にしています。

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